トミー・ハリキヨの日記

そう面白いことも言えないトミーエンターテイメント

ライブに行ってきました

どうも、お久しぶりです。トミーです。

現在、賞に向けて作品を執筆中です。やっと、折り返し地点に入りました。残りの60ページ分、踏ん張りたいと思います。

それまで、ssstp://や私の友達を紹介しますはお休みです。書き終わったら順序着手して通常営業になりますのでお待ち下さると幸いです。


昨日、気分転換を兼ねて、友人とライブに行ってきました。

3つバンドがいたんですが、オレ達の目当てはSILHOUETTE FROM THE SKYLIT(通称、シルエット)でして、彼らのライブを見に行きました。

他の2つのバンドもすげぇいいんですけど、今回はシルエットの話をさせて下さい。

自分は、彼らの音楽がすげぇ好きです。好みの音楽と言うか、自分に合った音楽と言うか。

彼らが好きです。

凄い、バンドだなって、思ってます。カッコいいと思いながら見てます。


昔、学校も碌に行かず、音楽を追いかけてる時期がありました。

まあ、自分は聞く専門で弾くのも歌うのも酷いものでしたが、楽しかったっす。と言っても、何十年前の話だよってぐらい前なんですけどね。えぇ。

その時、好きだった音楽はほぼ今は無いんですよ。

馬鹿みたいに好きで、必死に無い金でかけ集めて買ったCDの中やライブに行った記憶の中にしか、いないんですよね。

笑顔で終わったバンドから、泣きながら終わったバンド迄。理由はそれぞれ。それでも、やっぱり終わりはある。

昨日ね、その、シルエットのボーカルの人が、何事も締め切りはあると仰ってたんですよね。

ああ、シルエットさんMCめっちゃ上手いですよ。特にボーカルさん、すげぇ話上手い。プレゼンとか、企画案内やら商品説明めっちゃ上手そうと勝手に思ってました。

ベースの方も皆んな頑張ってー。とか、クスクス笑ってましたけど、全然上手いっすわ。聞きやすい。MCの基本をしっかり抑えてる人だなと。

MCが絶望的なバンド多いですからね。えぇ。ホンマに。

まあ、それは置いといて。何事も有限と言う話。

彼らもだし、それは自分もなんですよね。


自分は、二年後の自分の誕生日迄に芽が出なければ、小説家を目指すのを止めようと思っています。


いい歳なんです。

これからの人生を始めなきゃいけないんです。もう、周りをこれ以上、巻き込めないから。


ズルズル、いろんな事を言い訳に見ないふりして、逃げてきて、自分にも周りにも嘘をつき、都合の悪い意見を敵意だと決めつけて攻撃して、耳障りのいい言葉だけを選んで切り取って周りにおいて、都合のいいパレスを作り上げていた自分に、もう、終わりだよって、告げました。


自分は、本当に話を書くのが好きでした。それを人に読んで貰うのがとても嬉しかった。

自分の話を読むのが好きだった。

自分の話を皆んなに読んで欲しかった。

本当に、最初はそれだけ。

いつからか、小説家という職業を知って、それが夢になり、目標となった。

しかし、自分は残念ながら天才ではなかった。

どれだけ賞に出しても、一次審査すら通らないのか殆ど。

何故、通らないのか。何度読み直しても、自分の中で自分の話はとても面白い。

なにがダメなのか。

どうして?周りの人が指摘してくれた事を全て直したなのに、見てくれる一人に何も響かないの?

なんで?

どうして?

なんで?


前も言ったように、創作でプロになりたいと思う行為は、何百人、何千人と同じような奴がいる糞みたいな地獄の底で狂った様に豆粒みたいに見える光を天国だと勝手に思って、這い上がる事だと思ってます。

その中に天才がいると、彼はワンジャンプで軽々と豆粒みたいな光に入ってきます。有無を言わさずに。

しかし、天才じゃないやつは、断崖絶壁を登るしかない。

吐き気が来るほど、作っては登って、落ちては捨て。ずっとずっとずっと。

でも、永遠ではないですし、選べるんです。

出口はあるんですよ。壁のすぐ隣にあるんですよ?


止めるって出口が。


止めるって出口は、光ってないです。普通に、本当に、なんて言うか、家の玄関なんですよ。

玄関の先には、家族がいて、ほかほかなご飯があって、あったかい寝床がある。

別に天国でもなんでもない。ただ、家があるんですよ。その出口の向こう側に。

何度も落ちては登って、落ちては登ってを繰り返して、ふと、出口を見ると隣で登った奴がドアを開けている。

また一人、また一人と居なくなるのに、また新しいライバル達が扉から出ていてはまた崖を登る。

狂ってると思うけど、皆んな夢があるし、思いがある。


本当ね何時迄も、崖は登れない。

自分の意思で登り続ける選択肢を取ることも出来る。確かにそうだ。

でも、きっと、自分にはその選択肢を選ぶ無鉄砲さは何処にも無い。選ぶには、余りにも長く地獄の底にいすぎたと思うんですよ。

頑張って来たなと思うんです。

いや、これからそれ以上に頑張るんですけどね?

ですが、ただ、頑張ってきたなって、純粋に。

でも、頑張るって誰でも出来るんですよ。頑張らなきゃ地獄の底になんて入れない。その努力は皆んなしてる。

評価されるべき、努力ではないんですよね。

そう思うと、自分は何を残したんだろうと思います。

何も無いとは言えんけど、時間をかけた割には余りにもちっぽけで、余りにも粗末で、余りにも。

プライドばかり高くなって行ってしまったなと、思ったんです。

だから、あと、二年。手当たり次第に全力を尽くしても、悔いなんて残るのが当たり前なんですよ。欲しかったものは手の中に無いんだから、もっとああすればよかったとか、後から水源の様に湧いてで来る。

それでも、捨てるんですよ。

まだあると、タカを括ってたら、きっと、何も変わらない。確かに、変わったとしても、本当に、最後に残るのはこんな物なのかと。

思うかもしれないけど、笑えるかもしれない。

ずっと、全力全開ハピハピで走り抜けれるのも才能です。

自分にはそれがなかった。

だから、まあ、最後ぐらいはと。

シルエットは、今、自分と同じ場所に立っているかはわからない。

彼らにも彼らの締め切りがあるんだと思います。それを、彼らはきっと、既に決めているのかなとも思わないでもない。

まあ、勝手な推測なわけですし。


自分は、彼らの曲に背中を何度も押してもらってます。


優しくね、頑張ったねって抱き締めるだけの曲は自分には合わないんですよ。嫌いじゃないけど、多分、前が向けなくなるから。

だからこそ、彼らの歌の様に、背中を蹴り上げ、失敗を許すことも抱き締める事もなく、前向けよ!って言ってくれる曲は何よりも、力強く、自分の頭を上に引きずり上げてくれる。

だから、彼らが好きです。

いっぱい、いっぱい、恩がある。

出来ればこの恩を彼らに返したいと、勝手に思っています。


もし、自分の作品が映像化するのであれば、彼らの曲以外はあり得ないと思うぐらい、沢山の力を貰って作り上げています。本当に、沢山の借りがあるんです。


自分は水盃を飲んでここで割りました。

多分、元の場所には帰ってこれないと思います。帰ってきてはダメなんだと思います。

彼らもまた、水盃を割ったならばきっと、いつか、本当に、ただのファンで全然関係なんてない癖にこんなおこがましい事を言うのは可笑しいですが、ここではない、米粒みたいな天国だと必死に思い込んでるあの場所で祝杯をあげたいなと思います。


凄くポエムで気持ち悪い日記である事は自覚してるので、次の日記は通常営業ですが、彼らのライブ、最高で、決意が湧いて出てきて、吐き出したかったんですよ。


本当にこんな最高なバンドを知れて、こんなに好きになれて、それだけでも、余りにもちっぽけな残りカスが残っただけでも、楽しかったなって笑える気がするんです。


まあ、此処で終わらせる気は更々ないですが。

あと少しですが、本当にトミーが体を張って本気で頑張るので、暖かく見守って頂けたら幸いです。


以上、ポエミー富升でした。

引き続き、賞に向けての執筆頑張りマッスル!応援してくれよな!